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日本の宝は「日本酒」と「緑茶」 どれだけ外国人に人気だろうか?

近年、「緑茶」と「日本酒」が外国人に人気が高く、海外への輸出が好調になっている。財務省によると、2016年1~11月の間、日本の緑茶はアジアや欧州への輸出額が2015年同期より14.8%増の102.86億円となっており、2015年の101.64億円を超えた。地域別では香港が66.3%増、シンガポールが22.8%増、フランスが60.7%増だった。理由としては、抹茶を使用した食べ物が海外で人気を博し、現地の需要が増加しているためだ。

また、「日本酒」は2016年1~11月の輸出額が、2015年同期より10.4%増の139.24億円となっている。通年で2015年の140億円を上回り、過去最高だった。理由としては、海外の日本飲食店が増えた影響で、地域の蔵元も連携して輸出拡大に取り組んでいるからだ。また、農林水産省は日本酒をさらに海外に拡散するため、世界中日本酒の人材を培っており、2017年1月、世界的なワインの教育機関である「WSET」と連携し、世界中から選抜された日本酒の講師候補生向けに日本料理や日本酒の組み合わせなどの研修を実施した。

和食を目的に日本を訪れる外国人が増えており、2016年の訪日外国人の総飲食費は2015年より17%増の7,574億円になっている。そうした状況を踏まえて、より多くの外国人に日本に興味を持ってもらうためには、日本酒やお茶などの和食を利用しなければならないだろう。

編集者:オスカー チャウ