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「原則禁煙」と「インバウンド」の関係とは?

日本政府は2020年東京オリンピック向けに「受動喫煙対策化の改善法案」の方針を発表した。厚生労働大臣によると、2008年以降全てのオリンピック開催国も受動喫煙防止の措置実施していたため、世界のトレンドとして「たばこのないオリンピック」を作りたいという。罰則付きの防止法も導入することを考えている。法案が実施されると、飲食店やホテル・旅館などは煙の流出を完全に防ぐ措置などを必ず導入しなければならないという。違反する場合には罰則を適用する。

実は海外では原則禁煙を実施している国が多い。例えば、30%以上の人口がタバコを吸うフランスでは、すべてのレストランは禁煙している。香港では2009年からも原則禁煙を導入した。最初は反対の声も多かったが、今ではすでに慣れている。そのため、「日本はまだ原則禁煙をやっていないの?」と疑問を持っている訪日外国人が多いだろう。「受動喫煙対策化の改善法案」が実施されたら、外国人が日本に持っている印象は必ず変わると、筆者は思っている。今後、禁煙に関わる動きは要注目だ。

編集部:オスカー チャウ