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2017年旅行トレンド予測:「レンタル・ワードローブ」

Airbnbに続き、2017年の新しい旅行トレンドは「レンタル・ワードローブ」かもしれない。国際市場調査会社「ユーロモニター」が11月に発表した「2016年世界中の旅行トレンド」報告書によると、旅行者向けのファッションレンタルサービスを提供するホテルが増えている。例えば、アメリカ大手ホテル「スターウッド・ホテル」は旅行者にジョギング用の服装を貸借するサービスを導入している。フランスのアパレルブランド「Pimkie」もパリやミラノのホテルとコラボして、旅行先の天候にあわせて宿泊者にふさわしい服を貸している。目的は旅行者の荷物を減らすことだ。

さらに、2016年11月から、アメリカでは始めて幅広く使えるファッションレンタルサービスができた。ニューヨークにある「unPack」という会社が、ユーザーが旅行前にネットで服のサイズや、好みのブランド、旅行先などを選ぶと、行き先のホテルに届くレンタルサービスを提供している。コンセプトは、アメリカで放送されている「起業」をテーマとした人気テレビ番組「Shark Tank」から発想されたという。ビジネス服装も含め、様々な場面で使える洋服やアクセサリー、傘などを借りられる。ホテルをチェックインする時にもらい、チェックアウトする時に返す。荷物の量を減らすことができるため、旅行者にとっては便利だ。今、訪日外国人が手ぶら旅行をしたいという声が徐々に上がっているため、上記のファッションレンタルサービスは日本でも活用できるだろう。

編集者:オスカー チャウ