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インバウンドが輸入出市場に与える影響とは?

ネスレ日本はチョコ「キットカット」を今年10月から初めて韓国へ輸出販売することを決めた。理由としては、抹茶味をはじめ、キットカットは人気なお土産として多くの訪日外国人が購入しているためだという。現地のスーパーマーケットなどで販売する予定。本来、ネスレでは国によって消費者の好みが違うため、各国に合わせてローカルなものを製造販売するのが基準だ。しかし、今回は珍しく日本の味を韓国へ輸入する。

最近、インバウンドで人気になった日本商品が海外販売されるが増えている。香港にある大手スーパー「759阿信屋」は数年前に開業してから、日本からの仕入れ品が増加している。今年11月から、店舗の日本商品の割合をさらに約36%から45%に増やし、香港製商品の販売を中止しようとしている。同スーパーの取締役員林氏によると、日本製商品を買うお客様が圧倒的に多いからだという。インバウンドは日本国内のマーケットだけではなく、海外の輸入出市場にも徐々に影響を与えていくだろう。
編集者:オスカー チャウ