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中国の宇宙開発 もたらす影響とは?

茨城大などのグループが、地球より175光年離れた、うみへび座の方向にある恒星の周りに、海王星と同じぐらいの重さの惑星がある可能性が高いことが、観測でわかった。
また、太陽系に最も近い恒星の周りで、岩石でできており、水が存在する可能性がある惑星も発見もされている。
宇宙開発が活発化している昨今、中国では無人の宇宙実験室「天宮2号」の、打ち上げに成功した。中国は初の衛星を打ち上げたのは1970年で、米国が人類初の月面着陸を実現するよりも遅かったのだが、数十年で中国は研究開発や訓練に膨大な資金や人材を投入していて、今回の打ち上げもその一環だ。今後は火星探査機の打ち上げを予定しているほか、月へ向けた有人飛行の計画もある。
アメリカや日本などが参加する国際宇宙ステーションの運用は、8年後の2024年までの見通しとなっている一方で、中国は、そのころには独自の宇宙ステーションの運用を始めている計画だ。今後の中国の宇宙計画の進展において、経済などの影響も与えるという意味でも、今後注視する必要があるといえるだろう。

編集:藤田 奈々