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海外との違いを感じる、十五夜のお月見

本日は十五夜のお月見。中華圏では十五夜の翌日より、長期休みの「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」に入る。
中国や台湾では、どこも欠けていない満月を「円満・完璧」の象徴ととらえている。中秋節の満月の日に、家族が日本の正月のように集まり、食事をしながら満月に見立てた丸い月餅というお菓子や、文旦という果物を食べる習慣がある。
香港では、中秋節の前日に通常より2.3時間早く仕事を切り上げる会社が多い。家族団らんで食事をしたあと、山頂などの高いところや公園に行き、燈籠を手にして、月を愛でるそうだ。
日本では馴染みが薄くなっている行事だと思うが、中華圏では今でも大切にしている文化だ。文化を理解することが、海外の人を理解することにつながるだろう。

編集:藤田 奈々