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「中秋の名月」中華圏訪日客の動き

今年の「中秋の名月」は今週木曜日9月15日となっている。日本では祝日がないが、台湾では四連休、香港と中国でも三連休がある。そのため、今週末旅をする中華圏の人が多い。ホテル予約サイトHotels.comによると、中秋休みの間でホテルの予約率が最も高いのは日本のようだ。台湾ではTOP10の人気観光地としては、東京(1位)、大阪(2位)、沖縄(3位)、京都(6位)、福岡(10位)。香港の場合は、東京(1位)、大阪(3位)、沖縄(6位)、福岡(10位)。

また、中秋の名月を通して、中華圏の訪日客を呼び込む自治体がある。例えば、東京中国文化センターや藤田観光株式会社、中国国家観光局駐日本代表処は9月8日に箱根町で日文化交流イベント「中秋節 in 箱根2016」を開催した。日本の学生が日本太鼓を演奏し、中国大黄河雑技団がパフォーマンスなどを行った。鼓神奈川県副知事の浅羽義里氏によると、2015年に神奈川県を訪れた223万人の外国人の中で、98万人は中国人だった。イベントの目的は、文化交流だけではなく、より多くの中国人観光客に神奈川県を訪れてもらうためだ。今週末多くの中華圏の人は来日することを予測できるため、要注目だろう。

編集者:オスカー チャウ