Inbound News 2020.04.28 楽天が傘下の「ボヤジン」を吸収合併、同社は解散へ
楽天は2020年4月24日に開催した取締役会で、同社の完全子会社のVoyagin(ボヤジン)を吸収合併する決議を行ないました。
経営の効率化とサービスの向上が目的で、合併予定日は2020年7月1日。楽天が存続会社であり、ボヤジンは解散となる予定。
楽天広報によると、ボヤジン代表取締役の高橋理志氏と同社スタッフは、今後は楽天所属となり、吸収後の体制については、タビナカ事業の充実に向けて、楽天トラベルとの連携を緊密にしていく見通しです。
具体的には、旅行業界の状況も踏まえながら検討をすすめるとのこと。
13ヶ国200都市以上の体験ツアーを販売し、タビナカの体験・アクティビティ予約を行なうVoyaginは、2011年1月に設立、2015年7月にインバウンド強化を図る楽天の傘下に入りました。
2018年に実施したトラベルボイスのインタビューでは、同社が楽天グループとなってから約2年半で取扱高・予約数が20倍に拡大したことが明かされた一方で、楽天が発表した2019年12月期のボヤジンの決算では、売上高は7億6900万円で営業損失は2.78億円、経常損失・当純損失とも2.81億円となり、赤字となっていました。
最新のニュース
-
Inbound News 2021.06.22 【2020東京五輪】各国の東京オリンピック放映権は?
-
Inbound News 2020.12.10 JR九州、在留外国人向けレールパス「JR KYUSHU DISCOVER RAIL PASS」 を発売
-
Inbound News 2020.12.09 羽田空港、多言語翻訳スマートマスク 12月10日から予約販売
-
Inbound News 2020.12.08 観光需要回復への政策プランを決定、GoToトラベルは6月末まで延長、インバウンドは小規模分散型ツアーから試行実施へ
-
Inbound News 2020.12.02 韓・Jinair、仁川-福岡便を12月1日より運行再開…週1便で