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訪日客向けの「医療ツーリズム」が展開 体験型観光が明らかに重要

訪日中国人の激増に伴い、日本国内の商店だけでなく、医療機関も彼らのニーズを狙っている。今、「医療ツーリズム」は中国人の間で流行り始めている。日本の人間ドックを受けるために、わざわざ日本を訪れる中国人が増加。医療施設マーソは、1年前から中国人の予約を受けてきた。全ての診療を希望する訪日中国人が多いため、受診料は20万円を超える場合も多い。費用は日本人患者の4倍だという。マーソの山口社長によると、売上高の半分以上を中国人患者が占める「インバウンド病院」も出現している。マーソは現在全国800の医療機関や、中国最大の旅行サイト「Ctrip」と提携している。中国訪日客は「Ctrip」で医療機関を予約でき、診察を受ける場所や内容などを選べる。また、中国人を呼び込むため、マーソは「WeChat」を利用し、医療情報を配信している。

今年の年始から流行り始めた「美ンバウンド」から、上記の「医療ツーリズム」までを考えると、訪日客は体験型観光に対するニーズが増えていることを分かるだろう。やはり、今後訪日客に日本らしさを体験させてもらうことは、訪日客を誘致するための一環として大事だと、筆者は深く感じている。

参考:ITpro「コト消費:スマホSNSで誘う医療ツーリズム」2016/04/21
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/041400087/041400003/?ST=cio&P=3

編集者:オスカー チャウ