株式会社TNCは、、同社の「TNCアジアトレンドラボ」で収集している情報や、各国の現地ボードメンバーを対象に自主調査を元に、アジア主要8ヵ国(タイ/ベトナム/シンガポール/インドネシア/マレーシア/フィリピン/中国/インド)のトレンド上位トップ5をまとめた「アジア8ヵ国 2019年～2020年トレンドランキング」調査レポートを発表しました。
オリンピックイヤーを迎える2020年に向け、今後のインバウンド市場において注目が集まるアジア各国のインサイトは、チェックしておくべき情報のひとつで、調査結果にも訪日旅行のニーズとリンクするトレンドが多数含まれています。
調査結果は以下の通り。
■調査概要
調査方法：TNCアジアトレンドラボ、現地ボードメンバーを中心としたグループインタビュー、およびライフスタイル・リサーチャーによる定性調査
調査時期：2019年1～12月
調査対象者：各国主要都市に5年以上居住する男女、かつアッパーミドル以上の生活者、10代後半～20代前半の、トレンドに敏感な層
調査実施機関：株式会社TNC（http://www.tenace.co.jp/）
【タイ】
・大気汚染が深刻化、「N95マスク」が必須アイテムに
・塩漬け卵の黄身味スナックが続々登場
・ブルーライン延伸、フォトジェニックな駅が観光スポットに
・タイ人の新世代ラッパーが企業広告に続々登場
・タイ初出店の「DON DON DONKI」
【ベトナム】
・初の国産車VINFASTの生産販売秒読み
・大気汚染の深刻化で、空気洗浄機に商機
・自然派ストローが普及進む
・植物由来のナッツミルクに注目集まる
・新生児に個人識別番号を発行へ
【シンガポール】
・進化し続けるチャンギ国際空港に「ジュエル」開業
・新運賃決済システム「SimplyGo」運用開始
・進む教育改革、ストリーミング制廃止
・世界初「プラナカンコスメ」ブランドに熱視線
・脱プラが加速、食べられるストローが誕生
【インドネシア】
・人気急上昇の電子マネー「OVO」
・「Grab」の多様化するサービス
・委託型のショッピングアプリ「Jastip」
・ゼロプラスチックを推進するエコショップ
・MRT開業により、駅自体がフォトスポットに
【マレーシア】
・プラスチック製品禁止で登場「バナナの葉包装」
・SNSを活用する起業家「Vivy Yusof」に熱視線
・中国茶を提供するハイエンドカフェ「TEA+」
・フレッシュ果物をカフェで提供「フルーツファームカフェ」
・朝食需要で注目を集めるスーパーフードパウダー
【フィリピン】
・中華＆ローカル系キャッシュレスサービスが乱立
・新たな通勤手段として注目される「P2Pバス」
・スタイリッシュな電子タバコ「JUUL」に注目集まる
・学生などの団体旅行で注目を集める訪日観光
・フィリピンでしか取れない奇跡のナッツ「ピリナッツ」
【中国】
・ダサカッコよさが人気、国産スニーカーブーム
・独自の進化をするローカル居酒屋
・ヘルシー志向で花胶入り美容系火鍋に注目
・企業コミュニケーションはKOLからKOCへ
・ECサイトが見て試せるオフラインショップを展開
【インド】
・若者からの支持で知名度急上昇「Blue Tokai」
・リノベーションで生まれ変わるローカルエリアが増加中
・伝統的な食器「カッパー＆テラコッタ」がリバイバル
・アグリツーリズムに熱視線、家庭菜園のシェアアプリ開発進む
・オリンピックの新競技ボルダリングに注目集まる
