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10月の訪日客数は5.5%減の250万人 韓国が66%減、英・露が記録更新


▲出典:日本政府観光局(JNTO)
日本政府観光局(JNTO)によると、今年10月の訪日外客数(推計値)は前年比5.5%減の249万6600人となり、8月の2.2%減に続く今年2度目のマイナスとなりました。

要因としては、訪日外客数が多い韓国市場の減速で、日韓関係悪化の影響が続き、10月度は65.5%減の19万7300人という結果となったのが大きく響いたものとみられます。

その他の19市場においては、イタリアとスペインの2市場が減少したもの、フィリピンの躍進や、英国とロシアの単月記録更新などを含めか、中国や香港など14市場が10月として過去最高となりました。

インバウンド上位4ヶ国のうち中国は、台風19号による旅行中止などが影響し2.1%増の73万600人にとどまり、台湾は9.0%増の41万3700人、香港は6.6%増の18万600人となりました。

東南アジアは全市場がほぼ18%以上の伸びを見せたほか、豪州などラグビーワールドカップ日本大会の出場国からの訪日客数は前年に比べて8万1000人が増加しました。

1月からの累計は3.1%増の2691万4400人。2018年の11月と12月の訪日客数は計508万2527人で、今後2ヶ月間において前年と同数を維持した場合、通年では2.6%増の3199万6927人、3.1%増の伸びを維持した場合は3215万4485人となります。