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マツモトキヨシHD、ベトナムと香港で店舗展開へ 香港現地では期待の声

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▲Photo by JAPANKURU

ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングスは、7月16日、香港でのドラッグストア事業の展開を目的とした現地法人を開設すると発表しました。併せて、、ベトナムでの店舗展開に向けて日、現地の複合企業ロータス・フード・グループ(ホーチミン市)とドラッグストアを開発・運営する合弁事業推進で基本合意書を締結し、タイや台湾で先行して行っている海外事業の拡大を図る見通しです。

同社の広報担当者は、香港での具体的な出店計画について「現時点で確定していない」とし、海外事業の拡大に当たって香港に目を付けた理由としては、日本の店舗を訪れる外国人客のうち、香港人が国・地域別で上位に入っていることを挙げました。

香港市場については、日本と同様に少子高齢化の傾向がみられ成熟しており、競争環境は厳しいと指摘。一方で、美容と健康への意識が高い住民が多く、日本の化粧品、健康食品を中心とした需要が見込まれると説明しました。

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香港現地メディア「香港01」は、この発表に関し「Don Don Donki(香港現地のドン・キホーテ)はオープン後、24時間営業にもかかわらず連日のように行列ができるほどの盛況で、日本の商品をワンストップで購入できるのは便利だが、コスメアイテムや、サプリメント、風邪薬などの医薬品カテゴリは品ぞろえが少ないため、ドラッグストア商品に特化しているマツモトキヨシがオープンすれば、訪日旅行のマストバイアイテムを現地とあまり変わらない価格で購入できるのではないか」との意見が投稿され、期待感を表している声が多くありました。

マツモトキヨシホールディングスは2015年10月「マツモトキヨシ」の海外1号店をタイの首都バンコクでオープン、2018年10月には台湾に進出以来、現在タイで33店、台湾で3店展開しています。