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福岡・天神エリアの1600店がキャッシュレス化 へ

NEWS20190613

訪日外国人、特に東アジアからの旅行客が多い九州の福岡市にて「キャッシュレス実証実験」が行われ、福岡市の繁華街、天神地区で営業する百貨店、大丸福岡天神店や福岡パルコなど16の商業施設が加盟する親睦団体の「都心界」は、6月5日、今秋をメドに12の施設に入居する飲食店など1600店でスマートフォンを使った「QRコード」決済ができるようにすると発表しました。

「天神ユナイテッド」という名称で展開する。大丸福岡天神店のほか、ファッションビルの天神コアや、天神地下街、新天町商店街など幅広い施設が参加し「LINE Pay」など、国内でスマホ決済サービスを提供する8事業者と提携し、各店にアプリごとに異なるQRコードを自動で判別できる決済端末を設置しました。
天神のような大規模な繁華街で、スマホ決済サービス事業者が垣根を越えて連携するのは全国で初めてとのことです。

同日、市内で会見した福岡市の高島宗一郎市長は「ハード面の再開発がが『天神ビッグバン』で、ソフト面が『天神ユナイテッド』だ。キャッシュレスで買い物しやすい街を実現できれば」と意気込みを語りました。訪日外国人客の急増や国のキャッシュレス決済推進政策を受け、高島市長は福岡市のキャッシュレス決済対応を進めています。
スマホ決済はNTTドコモが展開する「d払い」など携帯電話会社系や、LINE Pay、メルカリの「メルペイ」、福岡銀行が提供する「よかペイ」が対応する予定です。
大丸天神店など一部はすでに対応していますが、他の施設は今後順次端末を導入し、今秋には天神地区の主要な施設や店舗でスマホ決済による支払いが可能になり、利用方法などを伝える総合案内所も1カ所設置するとのことです。