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訪日ショッピングが楽しい理由は「雨の日」にある?

NEWS20190510
▲Photo by JAPANKURU

訪日外国人旅行客のの主な旅行目的のひとつであるショッピング。免税や為替の恩恵を受け、メイドインジャパンや日本でしか手に入らないアイテムなどを目当てに、旅行中少なくとも半日~1日は「お買い物タイム」を過ごしているはずです。
百貨店やショッピングモールなどのスポットもたくさんありますが、やっぱり楽しいのは商店街や路面店を巡るショッピング。しかしながら、毎日が「買い物日和」とは行かないわけで、雨の日にショッピングをする外国人も多いと思います。
雨の日のショッピングも快適な日本の「アーケードスタイル」が訪日外国人の間で好評を得ているそうです。

妻と4歳の娘を連れて大阪旅行に来た韓国のAさん。
心斎橋でのアーケードで、娘を乗せたベビーカーを押しながら商店街のあちこちを熱心にサーチしています。外はあいにくの雨ですが不便な様子は伺えません。
Aさんは「ショッピング街の外にも高い屋根のアーケードがあって、雨が降っても快適に買い物ができる。雨が止むまで買い物をして、晴れたら道頓堀で食べ歩きができる。ソウルの明洞もよく行くけど、雨の日は不便なので子供を連れていくことはほとんどない。日本の良い所だと思う」といいます。

日本でのショッピングが快適だと感じる外国人の多くが、このようなアーケードや歩行者天国など、自国のメインストリートでは体験することのない日本独特のショッピング環境を理由に挙げているそうです。
ちょっとした工夫がインバウンドの世界では「おもてなし」ポイントにつながるというポジティブな事例でした。