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日本のウイスキーは中国人に人気 転売価額は元の6倍も

日本の地方からウイスキーを購入して、中国で転売する中国人が増加。英紙フィナンシャル・タイムズによると、中国人は特に若者が少ない日本地方を狙っている。理由としては、数十年前に生産された上品なウイスキーが多く保管されているからだ。そういう地方では、飲む人も減っており、飲んでももっと安いウイスキーを選ぶ傾向があるため、経営状況が不振な酒屋が多い。ビジネスチャンスを見通し、地方を訪れて、ウイスキーを購入し、中国で転売しているのだ。日本の良いウイスキーに憧れる中国人が多いため、転売されると、値段が2倍から6倍まで高くなる。

地方の酒屋によると、3年ほど前、サントリーの「シングルモルトウイスキー山崎18年」が国際賞を受けてから、ビンテージウイスキーの在庫は減っている。千葉県にある酒屋は、自社の通販サイトで中国から「ヤマサキ」と「ヒビキ」の問い合わせが多く来ているため、今の在庫は非常に少ないという。上記を見ると、日本の日用品以外にも、今後、お酒も中国人のマストバイアイテムになるだろう。

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参考:フィナンシャル・タイムズ(Financial Times) 「Chinese tourists search far and wide for Japan’s rare whiskies」2016/06/09
http://www.ft.com/cms/s/0/4e84ba1c-2d5f-11e6-bf8d-26294ad519fc.html#axzz4CrfnkTyA

編集者:オスカー