訪日外国人旅行者たちが地方旅行を計画する場合、1つのスポットを調べるよりも、その地域全体について調べるという特徴があります。
そのため、有名観光スポットをつなげて、具体的なモデルコースを開拓し、さまざまなメディアを通して発信。
エリア全体の消費促進につなげる施策事例を共有いたします。
今回は、個人旅行スタイルが7割を越えていて、リピート率も高い台湾・香港をターゲットにした、沖縄エリアでの取り組みについてご紹介いたします。
上記で述べたように、地方への旅行を計画している外国人観光客たちは、そのエリアをどう周遊するかという行程やおすすめルートについての情報を求める傾向があります。
そのため<スポットではなく、エリア全体>で動くことを意識し、インバウンドプロモーションを行っていくことが大切なポイントです。
<ターゲットの旅行形態別プロモーション展開>
沖縄エリアで行ってきた台湾・香港向けプロモーションでは、旅行の形態別で特集を組み、それぞれに合ったメディア、オンライン(WEB,TV)・オフラインメディア(ガイドブック)などを活用して配信を行いました。
個人旅行者
ウェブ情報ももちろん重要ですが、情報がまだ少ないエリアではガイドブックの影響力はとても大きいです。
エリア自体の認知が低いままでは、旅行者にウェブ上で検索し、情報をキャッチしてもらうことはハードルが高いためです。
女子旅
沖縄は、女子旅に人気のスポットとして知られているため、女子旅向けには中華系の人気女性番組を招聘し、メーカーとコラボしたショッピング・旅行特集を雑誌とテレビで配信しました。
家族旅行
家族で楽しめるマリンアクティビティをメインにして、家族で楽しめるレンタカー行程や3泊4日のおすすめ行程を開拓し、旅慣れしているKOL(Key Opinion Leader)を通して配信、情報拡散を行いました。
地方で外国人集客プロモーションを実施する際には、点ではなく面で全体の動きを把握、共有しながら、進めていくことが求められてきます。
旅行者におすすめなモデルルートを提案し、最適なメディアで情報発信をしていくことが重要です。
詳しい地方インバウンド集客については、こちらよりお問合せください。