検索
Close this search box.

News ニュース

インターンシップから社員へ タイの海外高度人材 サリターさんの事例

東京都(受託会社 株式会社パソナ)「令和5年度「海外高度人材インターンシップ」に、インターン受入企業として名乗りを上げ、受け入れ企業にグローバル・デイリー(以下GLD)が選ばれました。
東京都では外国人採用に意欲的な企業と日本で働きたい外国人材を対象にインターンシップの場の提供を行っています。
今回、タイ人のインターンシップ生のサリタータヴィータムさん(以下 サリターさん)を、2023年10月23日~2023年12月21 日にインターンシップ生として受け入れた経緯や研修内容、インターンを終えた後のサリターさんとの関わりについて、お届けします。

インターンシップを受け入れた経緯
GLDは現在、7か国の国籍の社員が在籍中。多国籍な社員達が個々の能力に応じて働いているGLDが、応募企業の中から選ばれました。
そして、候補インターン生がやってみたい仕事内容と、GLDの希望する人材のマッチングが成立し、正式に受入企業となりました。
また、インターン受け入れの、目的のひとつとして外国人採用のきっかけ作りという側面もありました。GLDはオウンドメディア「JAPANKURU(ジャパンクル)」にて、コンテンツの更なる充実及び情報拡散のために、タイの人材を必要としていたのです。
また、サリターさんは日本企業で働いてみたいという希望があったことはもちろんのこと、観光記事のライティングにも興味があったため、双方のニーズが合致し、インターンシップを行う運びとなりました。

インターンシップ生の課題内容
「JAPANKURU」は、日本の観光情報を世に発信するネットワークサービスのため、まずは各都道府県の県庁所在地や各地方で有名なお土産や観光スポット、どんな祭りがあるかなどに至るまで自身で調べていただきました。ご自身でライターとして執筆するにあたっての予備知識の習得を目的に調べものを、10月~11月半ばまで行っていただきました。
取材や撮影にも同行してもらい、取材のコツやインタビューの仕方、記事にどういう写真を使うかなどび構成を考えながら取材に望んでもらいました。
取材、撮影などの現場に行っていただき、インタビューしたあと自身でタイ語で、タイ人の目線でどういうコンテンツが面白いかを考えながらライティングもしてもらい、実際に「JAPANKURU」にもタイ語の記事を掲載しています

研修
インターン実施のほか、研修を3回行いました。
1回目は異文化コミュニケーション、日本におけるビジネスマナー、チームビルディング、先輩外国人社会人とのオンライン交流会、各自アクションプランの作成などを行いました。
2回目は日本の働く文化 カルチャーショックプロセスと適応行動、仕事の基本(時間管理・コンプライアンス・自己成長目標等)コミュニケーションの基本(報告・連絡・相談など)について、ディスカッションを交えながらの研修を行いました。
最後は成果発表会を行い、インターンで学んだこと、実践したことを発表しました。

インターンシップを終えて
サリターさんは、インターンシップを通じてGLDの社内の雰囲気や仕事内容も今後働きたいものと合致し、1月から業務委託として働き、4月から社員となる予定です。
GLDは、外国籍スタッフが2/3程度をしめるため、日本企業ながら外国籍であっても意見をいっても風通しがいいことや働きやすい環境がそろっていることも魅力だそう。
また、仕事も自身が体験した取材を通した記事がサイトで掲載され自分と同じ立場の外国人観光客が参考にしてくれていることにやりがいを感じるそうです。

日本で働きたい海外在住の高度外国人材を対象とした今回のインターン。海外の方に、日本企業に興味をもってもらう、きっかけとなったかと思います。今後も海外からのインターンの受け入れを積極的に行っていく予定です。