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中国LCC・春秋航空が羽田空港に8月初進出、上海路線を週4便―中国人観光客急増で、航空各社が日中路線を積極拡大

2015年6月30日、中国の格安航空会社(LCC)春秋航空(本社・上海市)は8月から、上海―羽田路線を開設すると発表した。中国からの訪日観光客の急増を受けたもので、羽田空港への同航空の乗り入れは初めて。上海―羽田路線は8月5日から週4便運航。羽田に深夜に到着し、翌日未明に上海に戻る運航パターン。上海空港での中国内外への乗り継ぎ客も見込めるという。


30日、中国の格安航空会社(LCC)春秋航空(本社・上海市)は8月から、上海―羽田路線を開設すると発表した。中国からの訪日観光客の急増を受けたもので、羽田空港への同航空の乗り入れは初めて。写真は春秋航空機。

中国と日本の航空各社は中国人訪日観光客の急増を受け、日中間の路線を積極的に拡大。春秋航空は今春から、関西国際空港を路線網の要となる拠点空港化し、同空港から西安、重慶など中国10都市に就航している。

このほか、成田、茨城、札幌、旭川、高松、佐賀からも上海便などを運航している。さらに6月末に中部国際空港(セントレア)にも進出し、上海、ハルビン、合肥、石家庄・フフホト便を就航させた。

春秋航空の日本法人である春秋航空日本は成田空港と高松、佐賀、広島間を結ぶ日本国内路線を昨年8月に開設した。

日本春秋旅行の関信幸東京支店長は「中国からのインバウンド観光旅行客だけでなく、日本から西安、蘇州、桂林など中国各地へのパッケージツアーも積極的に販売していきたい」と語っている。