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韓国のLCC市場の動きで期待が広がる来日観光客…

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韓国の格安航空会社であるティーウェイ航空が、来る9月2日からチェジュ~東京成田路線を就航させる事が決まった。
Boeing737-800(186~189)機種で週4回(火、木、土、日)運行し、飛行所要時間は90分の予定だ。

    これにより、ティーウェイ航空はチェジュ出発だけで、合計3つの国際線(チェジュー東京・ チェジュ―大阪・チェジュー南寧)を運行する事になる。
    チェジュ発の路線拡大は、今後、両国の観光客にとっても需要が期待できると見込んでいる。

現在、韓国国籍のLCCは、イースター航空、ジンエアー、チェジュ航空、エアプサン、エアソウルの6社が運営されている。
2017年1月から5月まで、海外旅行をした韓国国民10名のうち6名は、LCCやOAL(Other Air Line)を利用したという統計が出ている。
これは、韓国旅行社ハナツアーの海外旅行商品販売実績を分析した結果で、LCCやOALの利用は全体のうち57%を示す集計だ。 
この数字にはFSC(大韓航空やアシアナ航空)の販売実績は入ってない。
LCCの需要も、利用率もどんどん高くなる一方であるのだ。

韓国では、またLCCの追加設立の動きも活発になっている。
江原道の清洲市を拠点とするKエア(KAIR Airlines)が、2018年運行予定でエアバス8台を注文している。 
同じく江原道の襄陽郡を拠点とするフライヤンヤン(Fly Yangyang)は、TCC(Tourism Convergence Carrier)を目指している。
また、蔚山を拠点とする Air Pohangも運行準備中である。
水面下では、大邱( Air Daegu) や密陽 (南部Air)を拠点とするLCC設立の動きも出ており、実現可否に注目が集まっている。

韓国のLCCは、国内線就航から始まり、日本や中国などの短距離路線への進出を計画し始めている。
より多くの旅行客が、空を通し往来する日が迫ってきている。

日本起点国際線に就航している18カ所の海外LCCのうち、1位はチェジューエア

OAG