Inbound News 2017.05.24 訪日中国人を騙す闇ガイドとは?これからの対応は?

最近、日本国内では、中国人旅行客をカモにする闇ガイドが暗躍しているようだ。中国国内でも話題となっている。その実情は、日本在住の中国人闇ガイドが、同郷を狙って、闇免税店に連れて行き、市販より何倍の価額で商品を買わせたりしているようだ。異国で同郷のガイドに案内されたら信頼をしてしまうため、こういった苦情が続々と出て来ている。

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なぜ無資格の闇ガイドが生まれてくるかというと、中国語で観光案内をする資格を持っている通訳案内士が少ないからだ。日本では、観光客に対して外国語通訳及び観光案内を行う場合、まず「通訳案内士試験」に合格して資格を持たなければならない。しかし、合格したガイドの内訳は、英語ガイドが70%を占めているのが現状だ。明らかに中国語ガイドが足りていない状況であり、こうした背景のもと、一部の旅行会社が、資格を持っていない闇ガイドを雇い始めたようだ。

一方、台湾の方は、訪日ツアーに関する規制が厳しく、正式な資格を取得したガイドによる旅行ツアーを行っている。免税店などに連れていく場合でも、無理に買い物をさせないため、トラブルが少なく、こうしたことが、台湾人観光客の日本旅行に対する満足度を高めているようだ。

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こういった事態に対し、日本観光庁は、訪日中国人旅行者向けに日本における買い物での注意喚起を促すポスターやリーフレットなどを作成している。これから空港や観光案内所などに配布・掲示し、訪日中国人旅行者に知らせていく考えを示している。ただし、注意するだけでは根本的な問題を解決できないため、今後どうやって中国語ガイドを増やしていくのかが、これからの課題だと、筆者は考えている。

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