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中国の大気汚染が日本のインバウンドへ与える影響とは?

今月、中国政府が初めて汚染レベルが最も高い全国濃霧警報を出した。1月4日、飛行機の着陸や車の運転さえできなかったという。大気汚染が深刻になっているため、海外旅行をしたい中国人が増えている。「肺をきれいに」や「煙霧がない冬」などのテーマを打ち出した団体ツアーも増加。現地の大手旅行予約サイト「Ctrip」によると、2016年12月にはきれいな空気を吸うため、旅行をしに行く中国人が15万人もいた。空気の質に基づき、人気が一番高い旅行先としては、アメリカやオーストラリアなどになっている。アジアの中では、日本やタイ、インドネシアしか入っていない。また、日本においては、北海道や九州、沖縄が特に人気のようだ。

中国の旧正月は今月27日からスタートするため、旅行する予定がある人も多くいる。2016年には600万人が出国したが、今年は約10%で増えると予測されている。大気汚染の影響によって、訪日客はさらに増加すると期待できるだろう。

編集者:オスカー チャウ