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海外での日本食 どのくらい浸透している?

昨年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。季節の移ろいが料理を見て楽しめることや、一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスがとれると、海外でも注目されている。
また、和食の関心が高まる中、海外では和食の店舗が増えている。たとえば韓国では
在韓日本大使館によると、和食を提供する飲食店は2003年の約5000件から2013年には約7500店に増加した。韓国では日本の漫画の「深夜食堂」のリメイク版や「孤独のグルメ」など日本発のグルメドラマが人気を集めているのも、背景にある。
タイの私立学校のサラサート・ウィステート・スワナプーム校では、学食内で日本式カレーライスの提供を7月より実施するまでになっている。大戸屋、吉野家、つぼ八、すき家、CoCo壱番屋など、日系飲食チェーンの進出も日本食を浸透させる要因になっているだろう。
日系飲食店や和食店の海外での躍進で、食の好みのみ国際化されることに、期待が寄せられている。

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編集:藤田 奈々