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政府:インバウンドの成長には各地域の連携が必要

インバウンドの影響で、日本の運輸業が好調である。西日本鉄道以外にも、西武ホールディングスは2016年3月の純利益が過去最高の記録となったと発表した。西武は3月の純利益が前期比64%増の572億円だった。訪日客の利用が増えているため、西武のプリンスホテルなどの収益は増加しているという。埼玉県秩父市など鉄道の沿線地域は観光地として人気となっているため、西武の運輸収入も増えている。

また、日本政府は5月13日、2016年の観光白書を発表した。訪日客の数だけではなく、観光収入の増加は今後の目的だとう。訪日客を呼び込むため、各地域の連携を進めるのは方針だ。例えば、富裕層を誘致するため、北海道と京都市が中東の旅行会社と連携したり、近畿圏の鉄道会社が訪日客向けの交通パスを導入したりすることを考えている。経済成長率が高いアジアからの訪日客はもちろん、普段長く日本で滞在する欧米など先進国からの旅行者も狙っている。また、政府は文化財や自然公園を観光資源として活用するべきだと述べている。

参考:日本経済新聞「西武HD、純利益64%増 16年3月期、訪日客増えホテル好調」2016/05/12
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02241560S6A510C1DTD000
日本経済新聞「訪日客増へ観光連携進む 政府が16年版白書 」2016/05/13
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H1W_T10C16A5CR0000

編集者:オスカー チャウ