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訪日外国人2,000人に聞いた、COVID-19の影響と実態 Airporter調査

宿泊施設と空港間の手荷物当日配送サービスを展開する「Airporter」は、新型コロナウイルス感染症の報告が世界的に続き、東京オリンピックの延期も決まる中、過去のサービス利用者(訪日経験者)を対象に、COVID-19が回答者の旅程にいかに影響を与えるか、その実態を調査し発表しました。

多岐にわたる調査結果の中からCOVID-19と回答者の旅程の関係についての回答結果を見ると、全体の傾向として2020年度の来日予定があったという回答者は83%で、そのうちすでに来日した46%を除くと、35%が予定を延期、19%がキャンセルしたと答えました。

延期や中止の理由として最も多かったのが「COVID-19」で、79%が回答しました。
そして、今後、来日する予定があるかという質問に対しては、97%が「あり」と答えました。



Data:株式会社Airporter

また、再来日の時期については、2021年以降が最も多く、2020年10月以降という回答が続きました。

年代別で旅程の延期とキャンセルの傾向を見ると、一般的には、高齢の方ほど致死率が高いと言われている中で、旅行を延期やキャンセルしているのは、20,30代が相対的に高いことがわかりました。

Data:株式会社Airporter

これは、若年層であるほどSNSを活用しているため、COVID-19に対する危機感が高くなっている可能性があるものと推測されます。

【調査概要】
実施責任者:株式会社Airporter
調査目的:COVID-19がインバウンド客に与える影響や実態の調査
調査対象:Airporterの過去の利用者
調査実施日:2020年3月23日-2020年3月29日
調査方法:Webアンケート調査(チャット形式)

【記述統計】
有効回答数:204
回答者の属性
性別:男性 41.2%(84) / 女性 58.8%(120)
年代:10代 1.5%(3)/ 20代 20.6%(42)/ 30代 46.1%(94)/ 40代 26.5%(54)
50代 4.4%(9)/ 60代 0.5%(1)/ 70代以上 0.5%(1)
出身地:中国 21.6%(44)/ 香港 20.6%(42)/ 台湾 11.3%(23)/ シンガポール 8.3%(17)/ インドネシア 6.9%(14)/ フィリピン 4.9%(10)/ アメリカ 4.4%(9)/ オーストラリア 3.4%(7)その他