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国土省、訪日外国人の2018年の移動データを公表 4年連続移動量が増加


表:国土交通省(Responseより引用)

国土交通省は3月25日、訪日外国人が四国へ移動する際、ルートによって利用する交通機関の傾向が異なるなど、訪日外国人の国内の移動が分かる最新データを公表しました。

国土交通省では、増加していた訪日外国人の移動の実態を把握するため、FF-Data(訪日外国人流動データ)を作成・公表しています。
FF-Dataでは、都道府県間の流動量、利用した交通機関、国籍などの把握、これらを組合せた分析が可能。

今回公表した2018年の訪日外国人の移動傾向によると、国内での移動量は4年連続で増加傾向にあることが判明しました。
移動量を国籍・地域別にみると、中国、台湾、韓国が依然として多く、全体の約6割を占めています。

利用する交通機関は鉄道が53.4%で最も多く、次いでバスで34.5%、3番目はレンタカーの3.8%で、タクシー・ハイヤーが2.6%と続きました。
地域別では、関東、近畿ブロックは鉄道での移動が多く、沖縄はレンタカーが多いという結果となりました。

本州と四国間の移動については、大阪府や兵庫県と四国間の移動ではバスのシェアが最も大きいですが、岡山県や広島県と四国間の移動では鉄道のシェアが最も大きく、ルートによって利用交通機関の傾向が異なる傾向を見せました。