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インバウンドの影響で、商業地の地価が8年ぶりに上昇 地方も恩恵

国土交通省は2015年1月1日時点の公示地価を発表した。商業地の地価は8年ぶりに上昇した。訪日外国人に人気なところは特に上昇率が高かったという。商業地の上昇率上位10地点のうち6地点が、訪日客が増えている大阪市内だった。最も高いのは心斎橋(45.1%)。理由としては、心斎橋を訪れる観光客が激増しているため、ラオックスなどの大手企業はインバウンドに投資しているからだ。もう一つは、宿泊施設などの需要が地価を押し上げているという。

また、インバウンドの影響で、地価が増えている地方もあった。大分県の由布院温泉(由布市)では、2011年から訪日客が倍増したため、人気エリア辺りの商業地が15.4%上昇した。それ以外にも、岐阜県高山市や三重県伊勢市などの観光地の地価は上昇した。その動向を見てみると、インバウンドは日本経済への影響は明らかに上がっているのではないか。

参考:日本経済新聞「訪日客や再開発、地価押し上げ 地方観光地も恩恵」2016/03/23
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H03_S6A320C1EA2000/

編集者:オスカー チャウ