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訪日ベトナム人の客数伸び率は50ヶ月連続で増加

JNTOは3月16日に2月の訪日客人数を発表した。前年同月と比べると、36.4%増で189万1400となり、2月としては記録が最も高かった。JNTOによると、旧正月(春節)休暇で、しかも冬ダイヤで航空路線が広いているため、中国などアジア地域からの訪日客が2月に激増していた。また、継続的な訪日観光プロモーションや、燃油サーチャージの下落、円安などの理由もあるという。

今、爆買で話題となっている訪日中国人は訪問者数の1位となり、38.9%増で49万8900人だった。続いては、2位が韓国(52.6%増の49万800人)、3位が台湾(25.7%増の34万9000人)。次は4位が香港(38.8%増の15万1800人)、5位が米国(14.3%増の6万7600人)だった。その他、注目されているのは、最も伸び率が高かったベトナムである。ベトナム客人数は50ヶ月連続で増加しており、85.5%増で1万7600人となった。

上記の統計を見ると、インバウンドは盛り上がりをみせつつある。今月末はイースター休暇や桜シーズンなので、この勢いは続くだろう。大勢の訪日客に対応するため、日本の各業界は早めに準備しなければならないのではないか、と筆者は深く感じている。

参考:JNTO「訪日外客数(2016 年 2 月推計値)」2016/03/17
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/160316_monthly.pdf

編集者:オスカー チャウ