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外国人を誘致する戦略をたてるのに必要なこと:「外国人とのコミュニケーション」?

現在、クルーズ船で九州を訪れる外国人は激増している。九州運輸局によると、2015年に九州から入国した外国人は、前年の約1.7倍で283万人以上に増えており、4年連続で過去最高となった。九州の港へのクルーズ船の寄港は前年の2.1倍の505回だった。特にクルーズ船で訪れる中国人が約4倍に増加し、全体の約28%を占めた。利用率としては、博多港は第一位で、次いで長崎港だったという。

訪れている外国人にPRするために、九州のタクシーやレンタカーなど施設は工夫を凝らしている。 例えば、福岡市にある駐車場を経営する会社は、17カ所のコインパーキングの看板にQRコードと他国の国旗のイラストを描いている。外国人は携帯でQRコードをスキャンすると、他言語で書いている利用方法や料金を検索できる。理由は、海外と国内のお支払制度が全然違うため、外国人は駐車場を利用する際、よくわからないという声をかけているから。また、富裕層の個人訪日客を誘致するため、福岡にあるタクシー会社は、ロンドンタクシーや高級ミニバン、英語で対応できる運転手などの手配している。きっかけは、担当者はタイを訪れた時、現地の人と話し、高級車の重要性にを気づいたという。

上記実例の共通点を考えてみると、外国人のニーズに合わせている。新しいサービスを導入するため、やはり積極的に外国人とコミュニケーションを取ることが、重要なのではないか。

参考:朝日新聞「九州への訪日客、過去最多 中国人急増で1.7倍」2016/03/12
http://digital.asahi.com/articles/ASJ3B5WF8J3BTIPE02F.html?rm=295

編集者:オスカー チャウ