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中国訪日客に一番満足してもらった日本の食品のおみやげはとは?

現在、訪日中国人の「爆買い」以外、彼らの「爆食」も日本国内で注目をあびつつある。中国人の日本の食品などに対するニーズを探るため、日本政策金融公庫農林水産事業はネットで「中国人訪日旅行客実態調査」実施した。直近1年以内に訪日したことがある、中国人男女500人に参加してもらった。その結果を3月2日に発表した内容が下記である。

食品のおみやげとして、日本酒が好き

まず、日本を訪れた際、おみやげとして買った日本の食品・飲料で一番満足したものは、「日本酒」(50.4%)であることが、調査の結果から分かった。次は、「チョコレート菓子」(39.2%)、「ビスケット菓子」(33.0%)という順になっている。おみやげの選定理由として、「味が良いから」、「日本の食品は安全だから」、「知り合いや家族等に勧められた、頼まれたから」という答えが多い。

おみやげの購入場所として、スーパーマーケットなどが主流

また、購入場所としては、「スーパーマーケット、ショッピングセンター」の割合が高い。食品の専門販売店や観光先の土産物売り場も人気がある。理由としては、「商品等が選びやすい」、「価格の表示が分かりやすい」と「代金の支払いがスムーズにできる」が上位にあがっている。

上記を見てみると、中国人がおみやげと購入場所を選ぶ基準は単純明快だ。中国人は品質と口コミが良く、日本製のものや買い物に便利な店舗を求めている。商品にこだわりながら、カード決済、中国人が今よく使っている「We-chat Payment」などのインフラを導入するのはインバウンドに力をいれる第一歩である。加えて、口コミを利用し、中国人に店舗の良さを伝えるプロモーションを行うことは大事なのではないか、と筆者は考える。

参考:株式会社日本政策金融公庫「中国人訪日旅行客実態調査」2016/03/02

https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_160302a.pdf

編集者:オスカー チャウ