宿泊・体験シェアリングプラットフォームの「エアビーアンドビー・ジャパン(Airbnb Japan)」は、訪日旅行の最大市場、中国からの誘客に向けて、第1弾として日本の旅館などをＰＲするキャンペーンを年内に立ち上げると発表しました。
旅行者と旅館のコミュニケーションをサポートすることで、Airbnbを通じて多様な地域の旅館の利用を促し、旅行を楽しんでもらうのが、実施の目的です。
同社の田邉泰之社長は「日本はどこを旅しても素晴らしいと旅行者から評価されているが、コミュニケーションが課題なので、旅前、旅中、旅後においてゲスト、ホストのコミュニケーションをサポートする。まずは素晴らしい体験を提供されている日本の旅館を紹介していく」と説明しました。
キャンペーンの具体的な内容は未定ですが、参画する117社の関連パートナー企業と連携し、中国語でのサポートプログラムなどを提供する予定で、旅行者と旅館のコミュニケーションでは、温泉の利用法、浴衣の着用の仕方、食事のアレルギーなどに関する旅前、旅中のコミュニケーションを支援するほか、旅中の交通機関の利用、旅後の忘れ物の対応などもサポートしていくとのことです。
