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【訪日統計】ベトナムの勢いは「ショッピング」に現る

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東京オリンピックを目前に控えた2019年のインバウンド市場。
不動の訪日外国人数TOP5である韓国・中国・台湾・香港・米国につづいて、タイをはじめとする東南アジア各国の躍進が目立った昨年・2018年ですが、その中でも前年比で約26%増と、ダントツの伸びを記録した国が「ベトナム」です。

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そして、ベトナムの統計から見えるもうひとつの特徴が「1人当たりの旅行支出」です。
注目すべきは項目別の支出なのですが、宿泊・飲食・交通・娯楽サービス・買物代のうち「買物代」が中国に続く2位をマークしていることです。
これは、訪日ベトナム人旅行客は「モノ消費」の傾向があると解釈することができ、その背景には、まだリピーターが少ない訪日客増加の過渡期によくみられる「旅行の優先目的」がショッピングであることと、日本商品に対する興味・憧れなどが影響しているのではと思います。
また、総額で見ても189,427円と、インバウンド全体の1人当たり平均(152,594)を上回っており、安定した成長が見込まれます。

ASEANの優等生と言われ、平均年齢が30.9歳と、経済もカルチャーも若くアグレッシブな国「ベトナム」
今、彼らの海外旅行トレンドの中心となっているのは「日本」であることを、2018年の統計から読み取ることができます。

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グローバル・デイリーのベトナム拠点である「JAPANKURU LOUNGE&BAR」では、そんなベトナムの若々しい未来の訪日旅行客が日本の情報を求め、日本の魅力を体験しに訪れ、毎日賑わっています。

以上、インバウンドのネクスト・ターゲットとして、要注目の国・ベトナムのインサイトでした。