Inbound News 2015.10.06 外国人客、ドラマで呼び込め

横浜市は民間企業と協力し、横浜を舞台にした日本のテレビドラマをインドネシア国内で放映するキャンペーンを実施する。市観光振興課は「インドネシアからの観光客はこれからも増加が期待できる。東京を訪れた人たちを横浜まで呼び込みたい」としている。(黒岩竹志)

インドネシアで放映されるのは、1~3月にフジテレビ系で放映されたドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」。女優の杏さんが主演したラブコメディーで、市内のみなとみらい地区や山下公園などがロケ地となった。

ドラマは、インドネシア語の字幕つきで、今月12日から夜間に放映され、翌日朝の再放送もある。ドラマの合間には、「三渓園」など横浜の観光名所を紹介するコマーシャルも流されるという。

現地での番組配信を担当するのが、日本のテレビ番組を海外で放送する民間企業「WAKUWAKU JAPAN(ワクワク ジャパン)」(本社・東京都港区)。同社マーケティング部によると、インドネシア国内では、日本の番組だけを24時間放送するチャンネルを運営しており、同国内での視聴可能世帯は約290万に上るという。

同部の唐沢智子さんは「インドネシアは親日的な国で日本のドラマへの関心も高い。視聴者が『ロケ地巡り』で横浜を訪れることが期待できる」と強調する。

市が3月に、民間企業から外国人観光客の誘致に関する提案を公募し、同社の企画が選ばれた。市は1000万円を上限に今回のキャンペーンに助成金を出す。

観光庁の宿泊旅行統計調査によると、2014年の国内でのインドネシア人宿泊者は延べ55万人で、前年比で26・8%増加した。人口約2億5000万人を抱える同国は今後も経済成長が期待できることから、市観光振興課集客推進担当課長の増田政博さんは「訪日観光客の伸びしろは極めて大きい」と話している。

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