安曇野産ワサビ、世界に発信へ 生産者やレシピ紹介の動画

安曇野市や市観光協会、市商工会などでつくる市海外プロモーション協議会は19日、新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込んだ市特産のワサビを世界に向けてPRするプロモーション動画を公開した。安曇野の環境や若手生産者、ワサビを使ったレシピなどを英語で紹介。市ホームページのほか、100万人以上のフォロワーがいるというフェイスブックページ「JAPANKURU(ジャパンクル)」などでも配信する。
動画は約6分間。市内の大王わさび農場や県営烏川渓谷緑地などを小型無人機ドローンなどで撮影した。若手生産者らも出演し、鮮度保持の工夫や開発した加工品を紹介。パスタや肉などの楽しみ方もまとめた。
市によると、コロナの影響でワサビを扱う飲食店も休業し、4月の1キロ当たりの卸売平均価格は過去5年平均と比べて約半額の2500円ほど。その後、持ち直してきているものの、例年より低い水準が続いているという。これまで、同協議会でPRしてきた輸入事業者や飲食店だけでなく、個人消費者にも広く認知度を高めようと企画した。
動画に出演し、欧州などへの輸出にも力を入れる藤屋わさび農園(安曇野市)の望月啓市さん(28)は「SNS(会員制交流サイト)での発信を通じて、注文が入ってくるケースも多い」とし、「安曇野のワサビ産業全体が盛り上がるように魅力の発信を続けたい」とした。
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