1989年7月27日~1990年3月3日の222日をかけて、米・英・仏・露・中・日6名の国際隊は犬ぞりによる南極大陸横断を成し遂げました。そして、彼らは横断の通過点である南極点で、「THINK SOUTH(言葉や文化、民族、国境の壁を越えて人類は協力し合える!)」というメッセージを全世界に発信しました。
あれから30年、彼らが目の当たりにしてきたのは、気候変動により環境の悪化が深刻なスピードで進んでいく極地の姿でした。
GLDの親会社となる株式会社DACホールディングスは、南極大陸横断国際隊の活動を支援すべく、株式会社ゴールドウインと「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトを始動。
2019年11月10日には、環境省、外務省、文部科学省、国立極地研究所、朝日新聞、の後援を得て、東京国際フォーラムにて「東京宣言2019」を全世界に向けて発表。その中で、1997年に採択された京都議定書の重要性を改めて確認し、2017年のパリ協定を強い意志をもって支持することを表明。あらゆる手段で二酸化炭素排出の大幅削減を実現するため、世界各国の市民一人ひとりが方策と独創性を注いで取り組むよう、訴えかけました。
DACグループでは、「寿退社」という言葉が当たり前にあった1980年代半ばから、結婚・出産しても女性が働き続けられる職場づくりに取り組んできました。内閣府が目標とする「女性管理職(課長以上)比率3割」を2009年1月時点で達成し、2015年12月には、第2回東京都女性活躍推進大賞を受賞しました。以後「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」で3年連続受賞した他、2019年12月には、東京ライフ・ワーク・バランス認定企業に選定されました。