検索
Close this search box.

News ニュース

イギリスで展開している和食レストランのトレンドとは?

イギリスにある食品卸会社「Wing Yip」が発表した食文化調査によると、イギリスでは和食レストランの数が増えていることが分かった。調査によると、現地の日本食店は2010年から2015年の間に67%増加しており、イギリス全体のアジアレストランの割合は、2013年の65%から今の81%にも伸びている。また、和食の中では寿司が一番人気のようだ。2016年、現地にある大手寿司チェーン店「Itsu」の売上は2015年より21.8%増の113億円を記録した。他のチェーン店「Wasabi Sushi & Bento」も2015年に新しく7店舗を開店した。理由としては、イギリスでは「筋トレ」が流行っており、健康を意識しながら食事をする人が増えているからだ。また、日本人の平均寿命が長いことから、和食を選ぶ人も増加している。

JNTOが発表した2016年12月訪日外国人客数の報告によると、2016年に日本を訪れたイギリス人は2015年より13.2%の29万に増えており、ヨーロッパでは一番多い。和食の展開で日本に興味を持ってくれる人が増加すると期待できるため、2017年のインバウンドにも刺激を与えるだろう。

編集者:オスカー チャウ