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日本のソフトパワーがインバウンドにつながる可能性とは?

日本のソフトパワーは海外で強い影響力がある。事例の一つとしては、JPOPだ。日本の音楽業界団体や嵐、福山雅治など100組以上の歌手は8月23日にチケットの「高額転売反対共同声明」をはじめて発表した。理由としては、コンサートなどのチケットがネットで高額で転売されることが増加しており、定価の10倍以上価格で売られることもあるためだという。業界団体は政府や自治体に法整備などを求めている。転売反対声明は日本人のみならず、海外でも反応が大きかった。Facebookでは、「転売がなければ、海外のファンはジャニーズのコンサートを見ることは不可能だよ!」や「転売がなければ、海外のファンはどうやってチケットを買うの?」などの不満が上がっている。香港や台湾をはじめ、海外ではJ-POPのファンが多くいるが、彼らはチケットを購入するためには、日本住所を登録しなければならないため、簡単に手に入れることができない。そのため、オークションサイトで転売チケットを買うしかない人も多くいる。

上記を見ると、日本の影響力は海外でやはり高いだろう。先日のリオオリンピックの閉幕式ではドラえもんやマリオといった日本の人気キャラクターの登場によって、海外から大きな反応があり、2020年東京オリンピックを見に行きたいなどの声も上がっている。日本のソフトパワーをもっと活用して外国人にPRすることが、訪日外国人をさらに増やす有効な手段となるだろう。