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海女、日本酒がインバウンドの成長につながる?

日本の文化に興味を持っている訪日客が増えている。三重県の伊勢志摩サミットが2016年5月26~27日に開催すると共に、志摩半島の海女は海外メディアに注目されている。2015年度はAP通信やBBCやフランスのユーロニュースなど、海外メディアから取材を40件受けた。海女の歴史、今の課題、自然とのつながりなどを、紹介している。海女振興協議会の石原義剛会長は、海女漁をユネスコの無形文化遺産に、登録することを目指している。また、志摩半島の海女保存会の三橋まゆみ会長は、訪日客の増加と地域活性化などにつながりたいと述べている。

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日本の平民的な生活以外にも、和食に興味を持っている訪日客も多くいる。京都市の酒造メーカー月桂冠の記念館は、近年訪日客が増えているため、年間15万人が訪れる人気スポットとなっている。外国人は酒造りの用具や醸造の工程を見学しながら、日本酒の試飲を楽しむ。記念館には英語、中国語、韓国語での展示説明やパンフレットも配置。また、神戸市の白鶴酒造(株)の資料館では、2015年度3割(4万人)の来客は訪日客が占めており、2014年より3割の増だった。上記の傾向を見ると、日本文化を外国人に発信するのは、インバウンドの成長を続けさせる戦略としてやはり欠かせないと、筆者は思っている。

参考:中日新聞「海外メディア、海女に注目 ユネスコ文化遺産登録へ追い風」2016/05/23
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016052302000221.html

日本農業新聞「日本酒オイシイネ インバウンド急増 輸出へ好循環も 関西の酒蔵」2016/5/23
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=37613

編集者:オスカー